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2022/10/19

イギリスでの在外研究について(藤田順也 教授)

在外研究制度(研究能力の向上を目的に,一定の期間海外の大学等で専門分野の調査研究を行うことを支援する制度)を利用して,2022年3月から半年間,経営史研究の拠点の一つであるイギリスのヨーク大学にて研究活動をしました。

受入教授のテレサ・ダ・シルバ・ロペス教授とは,19世紀に企業家によってイギリス各地に建設された工場村やイギリス企業に関する歴史的資料について多くの議論を重ねることができ,有意義な時間を過ごすことができました。同教授のアドバイスを受けて,ロンドンにあるイギリス国立公文書館や大英図書館だけでなく,スコットランドにある世界遺産に登録された工場村のニュー・ラナーク,リバプール近郊にあるリーバ・ブラザーズ(現ユニリーバ)の創業地ポート・サンライトなどを訪問し、資料収集・現地調査を行うことができました。

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さて先日,イギリスのエリザベス女王の国葬が現地から生中継されたことはご存知だと思います。筆者が滞在中の6月には,エリザベス女王の在位70年(プラチナ・ジュビリー)を記念する祝賀行事がロンドンで華やかに行われました。

エリザベス女王といえば,コーギー犬!女王は生涯で30匹以上のコーギー犬と暮らしてきたといわれています。写真からもわかるように,イギリスではコーギー犬が女王とともに愛されており,社会全体での犬の存在を考える機会にもなりました。

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経営学部教授・藤田順也

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